長女たち3・ファーストレディ2

さてさて「ファーストレディ」のあらすじです。


この作品も、1の「家守娘」と同じく、長女と母親の葛藤を主題にした作品です。
ただ、こちらは、主人公の対照の存在となる兄弟が、妹ではなく弟になりますが。


うーん……きちんと節制をし、それでも病気の進行に抗うことができずに、
腎臓移植が必要となった家族だったら、
「私の腎臓が役に立つなら……」という気持ちにもなりますが。

(でも「しようか」という気持ちと、実際に移植するという行動の間には、
とてつもなく高いハードルがあると思います)

こちらの忠告を全く聞かずに、
それどころか好意をことごとはねのけ、
好き勝手にやっていたために病気が重症化したって、
それって「自業自得」以外のなにものでもない――そう思えてなりませんでした。

自分でも「情がないやつ」と思います、はい。

ということで、感想その2に続きます。